教育方針
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体の力
健康な体を作ります
秋田の子どもは昔から体格がいいことで知られています。しかし、今の秋田の子どもの肥満率は全国ワーストだそうです。ここにも環境が関係していると思います。体を使って遊ぶ機会と場所が昔に比べ、明らかに減っています。人が生きていく上で、健康は何よりも大事なものですが、これは子どもたちにとって非常に由々しき問題です。
清徳は健康な体を作ることを保育の一番大事な柱にしています。子どもは体を動かすことが大好きです。その特質を捉え、清徳は子どもが健康になって体力がつく運動や体操のメソッドを実行しています。人間の運動神経は六歳までに完成されると言われていますが、様々な動きの運動・体操を行うことで、子どもの運動神経は必ず発達します。
知の力
学ぶことは最上の喜びです
体を使うことが飽きないように、人は考えることに飽きることはありません。学び、考えることは人間にとって最上の喜びです。その土台作りのために、清徳は文字と数字に親しめる環境を構成しています。体を動かす環境を作ることで子どもたちが運動を好きになるように、文字と数字に親しむ環境を作ることで子どもたちは学ぶことが好きになるきっかけをつかむことができます。
心の力
心は環境で育ちます
「優しい子になってほしい」「思いやりのある子になってほしい」。子どもを持っている親でこのように願わない人はいないと思います。しかし、心はすぐには育ちません。目にも見えません。ではどうすれば良いのでしょうか。
人は自分が認められれば、他人を認めてあげることができるのです。清徳は、日々の保育のメニューの中で、自分が認めてもらえるプログラムが豊富です。実例ですが、少し乱暴な子がいました。このような子は体力が余っていることが多いのですが、実は運動神経が優れている場合も多いのです。この子も運動神経が秀でていました。それで体操をやらせてみると、上手にできたことにより、先生や仲間からほめられるようになりました。結果、その子は自己肯定感を満たされ、お友だちを認められるようになり、性格が穏やかになりました。
逆に、内気な子もいました。それが何かのきっかけで体操が上手になり、同じように先生や仲間からほめられました。それで自分に自信を持てるようになり、いろいろなことに意欲的になることができました。
子どもはがんばれる環境にいれば、必ずがんばります。環境としてがんばれる集団にいることはとても大切なことだと思います。